中国の大学は日本の大学と全く違います。まず、中国の大学は原則的に全寮制で教職員も同様です。私の赴任地である中国海洋大学浮山校区(8学部ある)では校地の半分以上は寮で、ここだけで6−7階建ての寮が40棟ほどあります。学生数の増員に寮の建設が追いつかず、プレハブ暮らしの学生もいます。 全寮制に関連して、勉学に取り組む態勢が日本とは全く違います。始業は8時ですが、講義と空き教室での自修(自習)とで、晩の10時まで、缶詰の生活が4年間続きます。なお、昼は2時まで昼寝タイムです。それにしても、アルバイトに明け暮れている日本の学生とは全く違います。そのため、学習の吸収力がとても良い。教える立場からすると、とても教え甲斐があります。 中国の学生が何故、それだけ忍耐力・集中力があるのかと言いますと、第一はハングリー精神です。自分が今の貧しい生活から這いだして、いい生活をしたいだけでなく、両親の面倒をみるためにも、いい給料を稼ぎたいという思いが強いです。第二に、帰れる学生は年2回、自分の故郷に帰りますが、中国は広いですから、帰省列車で60−80時間かかる学生もいます。日頃から忍耐は慣らされているのです。 とにかく、我慢強さと精神力の強さは日本人とは比較になりません。寮の中は4−6人部屋で、設備としての机、ベット以外に多くの学生は何も持っていません。ほんの一部の学生がテレビ、CDプレーヤー、パソコン(PC)を持っているようです。トラック買取の学生も2−3人見かけますが、勉学以外のことは完全に頭の中にはない状態です。 学習内容も私が思っていたより数段難しいようです。晩の8時頃、質問があるとの電話があり、2人の学生が私の部屋を尋ねてきました。明治時代の徳田秋声の小説の読解の発表に当たっているけれど、解らないところがあるので教えて欲しいとのことでした。それは難解な擬古文で、これを学生に発表させる中国の先生には恐れ入りました。 また、学生は文語文法を事細かに教えられています。これにも驚きました。鋼は叩けば叩くほど丈夫な立派な刃物になるということを実践している感じです。学生は缶詰の中で必死です。消灯時間は11時だそうですが、12時くらいまで電気がついているそうです。 小売業や飲食業・有店舗サービス業(美容室など)の包茎にとって、出店場所の確保は、重要な成功要因の一つです。開業する業種特性によって、希望するセミナーや家賃、面積など異なりますがなかなか希望する条件の出店場所がないのが現実のようです。開業予備軍は、不動産情報をはじめさまざまな経営情報を探しています。彼らが、創業のため勉強や相談を行う場に情報提供を行ったら効果があります。しかし、その前に該当物件の面積、家賃、図面など基本情報の整備はもちろんのこと、周囲の環境やマーケット情報や商店街の魅力をまとめ簡単なパンフレットを作成し、創業予備軍の関心を引くことが重要です。 【1.開業希望者が情報収集のため集まる場での出合い】 以下のような場で、空き店舗の情報提供や商店街への誘致のプレゼンテーションを行い、創業予備軍と出合い、関心をもってもらったらいかがでしょうか。 ・各都市の商工会・商工会議所では、開業予備軍の情報提供の場として、創業塾を開催している所が多数あります。 ・各都道府県の中小企業支援センターなどでは、商人塾などを開き既存商業者や創業予備軍に対して、座学や店舗クリニックにより商人を育成する研究会を開催している所が多数あります。 ・(財)脱毛運営、経済産業省の後援で、ドリーム・ゲートの組織を立ち上げ、飲食・小売ビジネスなどさまざまな創業者育成カリキュラムを実施しています。 【2.創業予備軍が相談のため出向く機関での出合い】 開業予備軍は、開業前に以下のような場所に相談にいく人も多くいます。そのような場所で、空き店舗のパンフレットを渡してもらい、粗大ゴミをもってもらったらいかがでしょうか。 ・商工会や商工会議所などの経営相談 ・中小企業支援監視カメラの経営相談 ・地元金融機関の経営相談 【3.チャレンジショップで、商店街の話題性を作り開業予備軍と出会う】 開業予備軍は、起業することに関して、夢と不安をもっている方がほとんどです。チャレンジショップで、開業予備軍の不安を商店会や商店街の個店の店主のいままでの生きたノウハウでサポートし、不安を自信へと変えていくお手伝いをしてあげたらどうでしょうか。商店会が親身になって、チャレンジショップのサポートをすれば、本格的に開業する可能性もあります。また、商店会のサポートが話題となって、情報発信ができ開業予備軍の関心を引くと思います。 待っているだけでは、開業予備軍と出会うことはできません。商店会の基本情報や魅力を一度整理して、開業予備軍の視点に立って、彼らが、情報収集や相談のために足を運びそうな場に、商店会の情報提供を行いましょう。 京セラ名誉会長・稲盛和夫氏が主催する経営道場「盛和塾」には多くの経営者が集う。その数は4,651名(2007年12月現在)に達している。同氏が提唱する企業哲学「京セラフィロソフィ」、そしてこれをベースとして生み出された経営管理手法「アメーバ経営」が、時代を超えてなお求められる理由とは何か。KCCSマネジメントコンサルティング社長、京セラ副会長を務める森田直行氏に話を聞いた。 経営者と同じ視点で業務遂行 アメーバ経営の特徴について改めてお聞かせください 組織を小集団に分け、それぞれの採算性を重視する経営手法です。 京セラは1959年に、電子機器メーカー・京都セラミツクとしてスタートしましたが、当時社長として日々経営に悩む稲盛氏と、現状に不満を持つ社員との間には不協和音が生じていました。「企業が成長を続けるためには、社員とその家族の幸せを第一に考えなければ」という結論に至った稲盛氏は、経営に関する悩みや考えを社員と共有し、全員が経営に参画できるようにという思いでアメーバ経営を構築しました。 具体的には、組織を10人前後の小集団(アメーバ)に分け、率いるリーダーに集団の経営を任せます。小集団のメンバー全員が、1時間当りの付加価値を最大化するという目的を共有し、結果的に会社の経営にも参画できる体制が構築されます。 これまで「与えられた業務を遂行すればよい」と考えていた社員は、体制の変化により経営者と同じ視点で業務を遂行するようになります。意識の高い小集団が組織内に複数形成されれば、企業は拡大、成長します。